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秋の山の実なり調査

秋の山の実なり調査

秋にヒグマが食べる堅果や液果の豊凶作が10月以降の出没数と関連があると言われています。
全体的に凶作の年はヒグマの出没が増え、捕獲数が増えているようです。
8月中旬から9月上旬にかけて下記のヒグマの主要植物である4種の堅果と液果類の実なりを調査し、ヒグマの秋の出没予想を北海道が発表しています。

実なり調査とヒグマ捕獲数

ヒグマの食いだめ(冬眠前の栄養備蓄)のために必要な堅果と液果。
それらが凶作の年は捕獲数が増えていると言われています。
山に食べ物が足りないと里に下りてきて捕獲されるのですね。

ヒグマ秋の実なり調査

調査している堅果と液果

調査している堅果(ミズナラ、ブナ)液果(コクワ、ヤマブドウなど)は以下の4種。

  1. ミズナラの堅果
  2. ブナの堅果(道南のみ)
  3. ヤマブドウの液果
  4. サルナシの液果

どれもヒグマが冬ごもり前の栄養備蓄に必要な食べ物ですね。

調査している地点

ヒグマ秋の実なり調査地点

幌延・中川・幌加内・富良野・足寄・標茶・苫小牧で北海道大学などが調査しています。
渡島は複数の地点で定点観測を行い、定量的な調査結果を出しています。
ミズナラに関しては平成25年度より調査地を増加し、調査しているそうです。

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