Yezo Brown Bear Lab

北海道大学植物園博物館

北大植物園博物館ヒグマ

札幌丘珠事件の加害グマの剥製は北海道大学植物園の博物館にあります。
加害グマは射殺後解剖され、クマは剥製に、胃の内容物は保存されました。
現在は両方とも展示されていません。

札幌丘珠ヒグマ事件
1878(明治11)年に現在の札幌市で起こった事件である。 この事件ではヒグマを手負いにした猟師1名と開拓民の一般人2名、合計3名

白黒ですが剥製と内容物の写真は以下の書籍に掲載されていました。

人体の一部がはっきりと写っています。
加害グマは真冬の1/11に猟師に冬眠を中断され、その後札幌の町を逃亡。
民家に侵入し人を食害するのは1/17から18日にかけての深夜。
ほぼ1週間逃亡していたせいか、よほど飢えていたのでしょう。
人体の一部は丸飲みされているように見えました。

北大植物園のヒグマの剥製

現在博物館に展示されている立った姿勢のヒグマは丘珠の加害グマではありません。
明治に牧場荒らしをしていたヒグマだそうです。
以下が牧場荒らしの写真です。

北大植物園博物館ヒグマ

北大植物園博物館ヒグマ

北大植物園博物館ヒグマ

北大植物園博物館ヒグマ

北大植物園他の展示

北大植物園博物館は札幌市の中心部の植物園にあります。

北大植物園博物館

ヒグマの全身骨格
北大植物園博物館

ヒグマの頭骨
北大植物園博物館

南極観測隊の樺太犬タロ

そして、南極観測隊のタロの剥製がありました。
北大植物園博物館

ジロの剥製は東京の国立科学博物館にあるそうです。

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