5)ヒグマが近づいてきたら
この時点で残っているヒグマはあなたに近づいてくる可能性が高いです。
でなければ、まだ声を出しながら後退していてください。
そして、もしヒグマが近づいてきたら・・・
荷物を置いてクマの気を引く
服や帽子、なければ木の枝などでも何でも(食べ物は×)ヒグマの気をそらすために置いてみましょう。
※絶対取り返してはいけません。
ヒグマは自分の所有物と認識しています。
どこまでも追いかけてきて取り返そうとします。
※食べ物がダメなのは、「人⇒食べ物」と学習させてしまうからです。食べ物を与えたヒグマは次に別の人を襲うかもしれません。
距離をだんだん詰めてくる⇒威嚇する
声を出して威嚇しましょう。
投石などで追い払った実例もあります。
・・・が、確実なものはありません。
ヒグマの様子をうかがいながら、状況に応じて対応しましょう。
投石などで追い払った実例もあります。
・・・が、確実なものはありません。
ヒグマの様子をうかがいながら、状況に応じて対応しましょう。
クマ撃退スプレーで追い払った人もいます。
※スプレーの有効射程距離は4~5mなので、その距離にヒグマがいないと効力を発しません。
※2005年に山菜採りの男性が母グマをスプレーで撃退し、無事生還しました。
突進されても背中を向けて逃げない
ヒグマが威嚇で突進してくることがあります。
ブラフチャージ(Bluff Charge)と言われ、本気の攻撃ではなく脅しの突進です。
ブラフチャージ(Bluff Charge)と言われ、本気の攻撃ではなく脅しの突進です。
単なる脅しの突進であっても、あなたが背中を向けて走ったら反射的に本能で追いかけてきます。
木などに隠れながら落ち着いて対応しましょう。
死んだふり?防御態勢?
この時点で逃げないヒグマの目的は何でしょうか?
あなたを食害する目的である可能性も否めません。
あなたを食害する目的である可能性も否めません。
この先は色々な意見がありますので、専門家のサイトで対策法を探してみてください。