Yezo Brown Bear Lab

3)ヒグマに遭遇しないために

ヒグマに遭遇しないために

ヒグマに遭遇しないために、最低限注意するべきことです。
細心の注意を払いながら行動しましょう。

音を出しながら歩く

声を出したり、笛や鈴で音を出しながら歩きましょう。
ヒグマは人間の存在に気付き、突然の遭遇が防げます。
通常の個体は人間を避けてくれます。
不意に遭遇した場合、ヒグマも驚いて自分の身を守るためにすぐさま襲ってくる事が多いのです。

音を出しっぱなしにしているとクマの気配に気付きにくくなるので、定期的に音を出しましょう。
音が聞こえにくい川の側や強風で音が聞こえない時などは特に注意してください。

クマ対処法 ヒグマ対処法 音を出して歩く

夕方や早朝、悪天候など薄暗いときは行動しない

夕方や早朝、雨や曇り、霧の時など薄暗いときはヒグマがよく活動しています。

視界も悪くヒグマの存在に気付けない場合もあります。
鉢合わせないよう行動を控えましょう。

クマ対処法 ヒグマ対処法 暗い時は行動しない

ヒグマの痕跡を見つけたら速やかに引き返す

ヒグマの痕跡を見かけたら、すぐに引き返しましょう。
すぐそばにヒグマがいる可能性があります。
以下はヒグマの痕跡の一例です。

  • ヒグマのフン
  • ヒグマの足跡
  • 野生動物の死体
  • 出没注意を促す看板

クマ対処法 ヒグマ対処法 ヒグマの痕跡

食べ物はテントから離れた場所に置く

食べ物をテントに置いておくと、臭いを嗅ぎつけてクマがくることがあります。 車があればトランクに入れましょう。
テントの中やテントの側に一切の飲食物を置かないようにしましょう。

調理や食事ををテント付近で行うのも危険です。
調理や食事はテントから100m以上離れた場所で行いましょう。
食べ残しやゴミ、釣った魚は絶対に放置しないでください。必ず持ち帰りましょう。

クマ対処法 ヒグマ対処法 テントのそばで食べない

冬ごもり前・明けは特に注意する

冬ごもり前と冬ごもり明けのヒグマは特に活動的です。
4月~5月、9月~10月は特に注意が必要です。
ヒグマとの人身事故がこの時期に集中しています。
ヒグマ人身事故発生月

クマ対処法 ヒグマ対処法 活動期は注意

子グマを見ても近づかない

子グマには絶対に近づいてはいけません。
近くに母グマがいる可能性が高いです。
子連れの母グマは神経質になっており、子供を守るために先制攻撃をかけてくることがあります。

クマ対処法 ヒグマ対処法 子グマに近づかない

4)ヒグマに遭ってしまったら
それでもヒグマに遭ってしまったら、落ち着いて行動しましょう。 以下はヒグマと一定の距離がある場合の対処法です。 目次1 絶対に背中
5)ヒグマが近づいてきたら
この時点で残っているヒグマはあなたに近づいてくる可能性が高いです。 でなければ、まだ声を出しながら後退していてください。 そして、

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クマ対処法 ヒグマ対処法 山菜採り、キノコ狩り
1)まずはじめに