4)ヒグマに遭ってしまったら
それでもヒグマに遭ってしまったら、落ち着いて行動しましょう。
以下はヒグマと一定の距離がある場合の対処法です。
目次
絶対に背中を向けて走って逃げない
ヒグマがこちらに気づいていない⇒静かに後退して立ち去る
まずは、クマがこちらに気づいていない場合です。
音を出して、ヒグマにあなたの存在を気付かせる必要はありません。 様子を窺いながら静かに後退して去りましょう。
音を出して、ヒグマにあなたの存在を気付かせる必要はありません。 様子を窺いながら静かに後退して去りましょう。
ヒグマに気づかれてないからといって、その場に留まるのは危険です。 可及的速やかに立ち去りましょう。
ヒグマがこちらに気づいている⇒目をそらさず声をかけながら後退
クマがこちらに気づいていても落ち着きましょう。
まずはクマの様子を窺ってください。
向こうもあなたを確認しています。
まずはクマの様子を窺ってください。
向こうもあなたを確認しています。
目をそららず、両手をあげながら声をかけます。
声の音量は普通程でよいでしょう。
ヒグマにあなたを認識させます。
ヒグマの通り道を塞いでいたり、あなたの出方を窺っているかもしれません。後退するとヒグマが立ち去ることもあります。
距離がある際にヒグマが立ちあがっても慌てないでください。こちらの様子を窺っています。
ヒグマを興奮させない
死んだふりはしない
昔から言われている[死んだふり]ですが、クマは死体も食べるため有効ではありません。
ただ横たわるだけでなく、うつ伏せになり、手で頸部を保護するという手法を北米では推奨しています。 北海道でも推奨している自治体や団体もあります。
クマの目的によっては助かることもあるかもしれませんが、場合によっては危険だと思います。