アラスカで母子グマが殺される
アメリカのアラスカ州で冬眠中のアメリカクロクマの母子が殺されました。
2018年4月の出来ごとで、犯人は父(41歳)とその息子(18歳)。
事件のあらまし
スキーに出かけていた親子がクマの巣穴に近づき、母グマを射殺。
その後母グマを殺されて悲鳴を上げる2頭の子グマを射殺した。
しかし、この母子グマは米農務省森林局とアラスカ州が調査対象として観察を続けていた個体で、観察用カメラがこの親子の犯行を一部始終撮影していました。
母子グマの眠っている巣穴には動きを感知するカメラがつけられていたのです。
そのため、彼らの犯行が呆気なくばれたのです。
本人たちはそれを知らず、自分たちの仕業だとバレないと思っていたよう。
更に「母グマが子を連れていたとは知らなかった」とのたまっているよう。
この親子に対する刑罰は
アメリカのアラスカ州では子を連れたクマの殺害は法律により禁じられています。
クマの母子は法律で保護されているんですね。
父親に与えられえた主な刑は以下
- 禁錮3ヶ月
- 罰金9,000ドル
- 10年間の狩猟特権停止
アメリカ国内でも「3ヶ月の実刑は短すぎる」、「こいつらはハンターじゃなくて臆病者だ」、「もっと重い罪を」といった声が上がっています。
日本での母子グマは保護されている?
日本では母子グマは特に保護されていません。
子連れの母グマも狩猟対象として狩猟、駆除されます。
世界自然遺産の知床でも特にそういった制限はないようです。
2018年11月8日に世界遺産の地域内、斜里町岩尾別地区で子を連れた母獣を駆除しています。
母グマは問題個体だったようですが、子グマに問題行動はなかったため未捕殺。
長期間にわたり追い払いをしていたようです。
この母グマは生ゴミを食べたり、車に突進し車と接触する事故も起こしています。
アラスカでも問題個体は母グマでも駆除対象なのでしょうか?
機会があったら調べてみたいです。
Mother Brown Bears in Japan
In Japan, Mother brown bears are not protected by the law unlike Alaska, the US.
In Shiretoko Peninsula, the World Natural Heritage Site in Japan, mother bears are killed, even if they have cubs.
The main reason why mother brown bears are exterminated is becuase they aporoach towns or humans and they eat garbage. Some bears attack cars with humans.
After such behavior, they are regarded as “problem individuals”.
Although they are threated and driven awary by firecrackers and rubber bullets and so on, they repeat doing above-menthioned behavior, they would be exterminated.