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新しい病院

まりんのことで手術を考慮中。
かかりつけの病院ではこの手術はやっていないということで、紹介されたのは遠めの大学病院や医療センター。
移動がまりんの負担になるので、近場でないかなと探していた。

ちょっと山の方の田舎にはなるけど、車で20~30分の病院を発見。
先生も若い(私より3歳上)の女医さんで、院内にCTもある。

まずはメールで相談。
手術は可能とのこと。
とても丁寧な返信をいただいた。

そして行ってみた。
想像どおりのハキハキ、サバサバした理知的な先生。しかも美人。

良い点

  1. 小さい病院だが、大学病院のアドバイスをもらえる
  2. 先生の言っていることが納得できる
  3. 気さくで話しやすい
  4. カードが使える
  5. 予約ができるらしい

気になる点

  1. カラーをつけないで診察(私が噛まれた)
  2. 今の病院より少しだけ遠い

先生によっていろいろ違う

とにかく肝臓の値が落ち着かないので、肝臓の生検をやることに。
注射のような針で肝臓を刺し、細胞を採るらしい。
いつもの病院ではお腹を開けて肝臓を採って細胞診と言っていた。
お腹開けるくらいならやらんでいいと思っていた。

高周波のエコーで甲状腺も診てもらえることに。

いつもの病院で甲状腺のエコーを診てもらおうと思ったら、「うちの機械は古いから」とのこと。
ここはCTもあるけど、CTは被爆もあるからエコーで見てほしかった。

まりんは超凶暴暴れ猫なのでお互いの負担を考えて、麻酔をかけてやることに。
軽い吸入麻酔だそうで。
もちろん麻酔は不安だけど、いい加減白黒つけたい。

そして血検、レントゲン、エコー、細胞診などの情報を専門家へ送ってくれる。
患畜を大学病院へ連れて行かずとも大学病院などの専門医の意見を聞くことができる。

それにしても先生によって色々違うなぁとつくづく思う。
いつもの病院では麻酔をかけて検査をやるなんてこと絶対ないし。
細胞診も注射じゃなくて開腹すると言っていたし。
どの先生が良い悪いじゃなくて、たくさんの意見を聞けることが大事だなと。

手術の難易度

かかりつけ医に手術の相談をしたら、「うちではやってない。とても難しい手術だから。迷走神経が走っているし、大学病院の先生でも嫌がる手術」とのたまう。
それを聞いて戦々恐々。

しかし、今日の病院で先生に相談したら、「テクニック的には難しくはない。あるものを取るだけだから。難しいのは取った後に腎不全が顕在化してきたりすること」とのこと。

先生の言うことが違い過ぎて・・・(;´д`)

検査の結果

結果はエコーで診てもらったところ、肝臓、腎臓、膀胱、消化器、心臓に異常はなし。
甲状腺は左の甲状腺が肥大しており、0.2cmくらいの甲状腺が1.3~1.5cmになっている。
やっぱり肥大していました。
甲状腺の値の高値は左甲状腺の肥大とはっきりわかって一安心。

あとは内分泌の専門家の意見を聞いてくれるとのことなので、返信待ち。

手術をすることになったらなったで、かなりビビってしまうな。
入院させることになるわけだし。
手術のリスクもそうだけど、甲状腺ホルモンの値がよくなったことで、腎不全が顕在化することがある。
今見ている猫ブログでもメルカゾールを投薬していたが、腎臓の値が悪くなりメルカゾールをやめる(つまり甲状腺の治療をやめる)か悩んでいた。

甲状腺ホルモンが過剰に出ることで腎臓が正常に機能していることもある。
お薬(メルカゾール)だと調整できるけど、甲状腺を手術で取ってしまったらどうしようもないものな。

悩むけど、先生とよく話し合って決めよう。

スヌーズ機能付きまりん

まりんが夜中夫を起こす。
現在のペースは5時、6時、7時。
ひどい時は2時、4時、5時、6時とか(;’∀’)
1時間おきくらいに夫をおこしまくる・・・

猫あるあるなんだけど、エサを食べるのを見ていてほしいんですよね。
昔の夫はのび太のように寝つきが良かったのに、最近は悪くなってきた。
むしろ、私の方があっという間に寝てしまう。
昔は寝付けなくて、三国志の武将300人の名前を挙げたりしたんだけど・・・

夫の会社自体はリモートワーク推奨だけど、会社でやらなければならない仕事があるよう。
なので週4日くらいは出社。
毎晩12時~1時半くらいにやっと寝たと思ったらスヌーズ機能付きまりんに起こされる。

というわけで、私が早起きする方針にしてみた。
私が早く寝て、5時に起きる。
しかし、いつも8時半~9時に起きている私が5時起きはキツイね。

今日5時半に起きてみたけど、3時間は吐き気がして使い物にならない。
いつもの就寝起床ペースからずれると、寝起き後しばらく吐き気がする。
朝活とか憧れたけど、ダメだわ。起きたとしても水死体みたいな感じ。
でもまりんは夫を起こしに行かないので良かった。

何とか頑張って、早起きに身体が慣れるようにするぞ~!

まりんの食事療法

スウェーデン産のプレミアムフードが届きました。

意外と食べてくれて嬉しい。
ヨウ素が少なくて0.5mg/1kgなのだ。
治療食のy/dは0.2mg/1kgなのだけど、普通の総合栄養食が1.5~2mg/1kgなことを考えると十分低いと言えるだろう。

更に嬉しいことにy/dのカリカリは食べないが、缶詰は食べた。
これで高カロリー食のチューブダイエットをやめることができれば食事療法にいける。

しかし。
ただでさえ食欲不振でずっと困ってるのに、あんな体調悪くした後に回復するだろうか?
2月くらいから食欲不振。
3月末に甲状腺発覚。相変わらず食欲不振。
病院変えて、食欲増進剤飲ませて体重増加傾向。
だと思ったところの、容態急変。

食欲増進剤なしで自力で体重維持できるくらい食べてくれればいいんだけど。

エコーのための毛刈りが丸見え。

洗面所の水を飲んでいる。


↑のようにスプーンから飲んでたのに飲まなくなった!
味に飽きたようだ。
仕方ないので、夫が抱っこして私がシリンジで給餌する形に。
怒られるけど、自主的にシリンジからは飲んでくれるので助かる。

まりんの強制給餌

まりんの調子は問題なし。
強制給餌も今では自主的に食べるように。

自分で食べるのはだいたい80~100キロカロリー。
これは3月に食欲不振になった時もこんな感じ。
体重維持が150~160キロカロリー。増加に転じるなら180キロカロリー以上と推測。
しかし、甲状腺機能亢進症はカロリー消費が激しくなる病気なのである。

目標は180~200キロカロリーだけど、自主的に食べる量では追い付かない。
というわけで、まだこれ上げてます。

しかし!すごく良くなりました。
最初は病院で買ったこれ。味はいまいちっぽい。
しかも100ccで100キロカロリー。一回に17ccくらいしか食べてくれないので、大変だった。

夫が抱っこし、タオルで簀巻きにする。
そして私が頭をつかみ、口の横からシリンジで投入。
ただでさえ気性が荒いので、もうお互い大変。
しかもそれを1日6回とか。2時間おきですよ。まりんも気が休まらない。

そこでチューブダイエットというものを買ってみた。
高カロリーだし、パウダーなので水の量を調整して自分で固さを決められる。
最初はこれも同様に簀巻きで上げてた。
しかし、ある日まりんが自主的に飲むような素振りを見せた。
なんとシリンジから自分で飲むように。
ミルクを飲む赤ちゃんみたいで超かわいい。

簀巻きをやめてみた。抱っこだけでも大丈夫。
今度は普通に座っている時にシリンジを出すと飲む。

更に今度はスプーンに入れて近づけると飲む。

とすごい発展をし、まりんの負担がだいぶ減りました。
金曜日に病院へ行ったんだけど、ステロイドを1/4錠をまだ2週間継続。
早く完治すれば良いのだけど、甲状腺の件はどうしてよいのかまだわからない。
y/d並みにヨウ素が少ないプレミアムフードを購入したけど、食べてくれるかな。

まりん入院

4/18~5/18と約1ヶ月メルカゾールとミルタザピンで調子のよかったまりん。
ミルタザピンのお陰でモリモリ食べて体重も3キロまで復活。

血液検査で肝臓の値が高いのが気になるが、甲状腺の値はきれいに下がった。
ほぼ昔のような生活に戻ったかなと思いきや・・・

5/18に発熱。明らかに体調が悪い。
点滴を受けるも発熱、下痢、嘔吐、肝臓の値が爆上がり。黄疸まで出る始末。
翌日も点滴。しかしあまり良くならない。
水曜日に入院決定。水曜日の晩~金曜日の夕方まで入院。
体重は一気に2.6キロ台まで減少。

金曜日あたりからステロイドを投与され、徐々に良くなる。
ミルタザピンがないとあまり食べないので、強制給餌開始。
現在はステロイド1/2錠を1/4錠にし、メルカゾールはやめている。

なぜならば私が病院でメルカゾールの乱を起こしたからで。
平たく言うと、今回の急激な体調悪化はメルカゾールの副作用と見ているのだ。
だって、人間だってメルカゾールで肝障害が7%だよ!
先生は違うと思うっていうけど、黄疸とか出てるし、怖くて投与できんわ。

ちなみにメルカゾールは肝障害以外にも白血球や血小板が減少したり、皮膚のかゆみが出たり、食欲不振、沈鬱などなど合わせると20%以上の猫に副作用が出るのである。
しかし、y/dというエサを使った食事療法以外では多くの猫がメルカゾールなのである。

入院前はy/dをこっそり上げてたけど、ちまちま食べてた。
なのでy/dによる食事療法に切り替えようと思ったけど食べなくなった。
そもそも体調不良過ぎて、食べてくれれば何でもいいと嗜好性の高いエサ上げてた。
するとy/dに見向きもしなくなった(;´д`)

もう一つ方法がある。手術である。
しかし、高齢であるし二の足を踏まざるを得ない。
ただ根治するなら手術のみ。
欧米では放射性ヨードという方法があって、こちらも根治可能。
ただ日本ではやっていない。これができればなぁ・・・

現在はとりあえず、元気になるのを待って、落ち着いたら甲状腺のこと考えないと。
ちなみに今の先生はまりんは手術適用ではないと言っている。
だから、別の病院探さないといけないかも?

先生はまりんは消化器型リンパ腫の可能性もあると踏んでいるようだ。

現在のまりんは元気で普通の生活してます。
ただ一日三回5分程度の強制給餌付きだけど(;´д`)
かなり暴れるのでタオルで簀巻きにしてたんだけど、最近は自分から食べるように。
ただ、お皿からは食べないので、抱っこしてシリンジを口元に持っていくと舐める。
でも簀巻きにしなくて良いのでお互いの負担がだいぶ減りました。

暑くなってきたので、のびのびまりんになってます。

通院中。カラーと点滴のルートが痛々しい・・・

コロナのこともあったけど、平和で幸せな毎日だった。
でも、ほんと何事も永遠には続かないんだなと改めて思い知ったわ。