Nitaちゃんの訃報を聞いて以来ずっと考えている。
Riaちゃんにメッセージを送ったけど、反応なし。
フェイスブック見てないんだろうな。
私も6月に教えてもらっていて、フェイスブックを見て気づいたの9月だしな。
私は霊を信じない。
宇宙好きなため、物理的、科学的に解明されないものは信じない。
でも逆に霊や魂は私たちの目に見えない物質で存在するのではと思う。
ニュートリノみたいな素粒子とか。
我々の眼では知覚できないだけで、人間の魂とか霊もそういう何かしらの粒子で構成されているということはないだろうか。
天国も前世も信じない。
しかし逆に考えれば、別の次元にそういうったものがあるかもしれない。
今は、12次元くらいまであると言われてなかったっけ。
そういうところに何かしらの人間の魂の粒子が滞在することはないだろうか。
天国ってさ、死んだ人のためのものじゃないよね。
生きている人間が死んだ愛しい人が心安らかに幸せでいてほしいから生み出した願望。
私も天国とかやっぱり信じないけど、今は信じたい。
Nitaちゃんは、そこで苦痛も不安もなく平穏に暮らしているはず。
インドネシアの死生観(イスラム教)は「死は誰にでも訪れるもの」として、お葬式も日本のようにみんな涙する感じではないと見たけど・・・
一緒に学んだ友人が、一緒に働いた同僚が、そして一緒に過ごしてきた家族が悲しくないわけないだろう。
Nitaちゃんは本当に家族思いで、家族好きで、甥っ子もとてもかわいがっていた。
親元に帰ることができる休暇を心から喜んでいた。
それはやっぱりご両親が彼女をたくさん愛して育てたから。
そのNitaちゃんが、両親を残して先に去らなければない苦痛はいかほどだったろう。
そして残されたご両親の悲しみはいかほどだろう。
どんなに手を尽くしても後悔ばかりつのるもの。
お母さんは死んでしまうくらいならNitaちゃんのbig dreamに許可を出してあげれば良かったと後悔しているかもしれない。
Nitaちゃんが大切に守ってきた夢を叶えてあげたかったと思っているかもしれない。
魂ってあるのかな。
もしあったら、自由に空を飛べて日本に来ることはできないだろうか。
日本に憧れていたNitaちゃんとRiaちゃん。
Riaちゃんも日本で看護士として働きたいと言う夢を持っている。
給与が日本の10分の1くらいのインドネシアの人たちが日本に滞在するためにはこちらで働くことだったのが最も近道だったのだろう。
インドネシアの看護士さんたちが日本で働くのは非常に大変である。
日本の看護士免許を取らなくてはいけないから。
日本語の国家試験を受けるのである。
猶予があって、看護士は3年間、介護福祉士は4年間。
合格しなければ、インドネシアに帰ることになる。
日本の試験に受からなくて帰る人も多いし、合格しても実際に働き始めると大変で帰ってしまう人もいる。
きっとそんな大変な事実は彼女たちは織り込み済みだったに違いない。
それでも日本に来て働いてみたかったのだろう。
私は正直彼女たちはある程度早いうちに結婚すると思っていた。
インドネシアの女性の平均結婚年齢は22歳だそう。
お友達の結婚式とかお友達の赤ちゃんとかと映っている写真多かったし。
でも、二人ともまだ結婚していない。
きっと夢のために、結婚を後に回しているのだろう。
家族からも結婚をせっつかれていたんじゃないだろうか。
お母さんの気持ちもわかる。
経済大国の宗教も人種も違う極東に3年も4年も滞在し、試験に受からなかったら?
その時彼女は30歳を超えている。
試験に受かって日本で働き続けることになったら?
今のように頻繁に故郷に帰ってくることもなくなる。
どちらを考えてもやはり反対したくなるだろう。
でもそれでも彼女は日本で働きたかったのだ。
せめて魂だけでも日本に来て、桜を見たり、雪を見たりできたらいいのに。
魂ってあるのだろうか。誰か科学的に解明してほしい。
もしあったとしてら行ったことのない場所に行ったりできるのだろうか。
なんかそういうことばかり考えてしまう。
だってそうじゃないと報われない。
彼女が闘病している間、そして意識を失って目を閉じる瞬間、思わなかったはずはない。
日本に行きたかったって。夢を叶えたかったって。
「this years i have a lot of big plan. Hope I can make them real.」
今年の誕生日に書いていたコメント。
去年はお母さんの反対でダメだった日本への応募も今年はお母さんの承諾が取れてチャレンジするつもりだったのかもしれない。
だからせめて魂でも夢を叶えて欲しいと思ってしまう。
科学的に解明できないのであれば、霊感を身に付けるしかない。
さて、どうやって霊感を身に付ければいいのか。
霊はいないと思っている私がどうやって霊感を身に付けて霊を見るかは謎である。
ちなみに最近占いの勉強をしているのだけれど、海王星と冥王星のソフトアスペクトがあるとそういった能力があるらしい。
私と夫もあった。でも夫の方がタイトで神通力があってもおかしくない(いや、おかしいだろ)。
しかし、両親のホロスコープを見ると、更にタイトなものがあった。
奴ら神通力とか霊とか死ぬほど信じない人たちなんですけど。
どうやら世代間アスペクトで、親世代~私達世代まではあるらしい。
期待させやがって。
なんかさ、こういうことがあるとスピリチュアルなことに傾倒しそうになるね。
春馬君のこともそうだけど、死者は死んだ後には幸せでいてほしいと思う。
春馬君のことはまた別に書きたいけど、本当にしんどそうな人生に見えたから。
でも、たぶん、本当は
死んだら終わり。
死んだら、死んだ瞬間に生者は死者(無)になるのだと思う。
残された人間たちだけが、勝手にあれこれ祈ったり、想像したりするだけで。
本当にこの世は無情だな。
地球も太陽系も宇宙も何もかも無情。
だからいつも私は思う、地球滅亡しろ。
しかし、地球が滅亡しても宇宙がある。
宇宙にはきっと地球以上に過酷な星があるだろう。
だからいつも私は思う、宇宙滅亡しろ。
しかし、恐ろしいことに多次元宇宙とか言って宇宙が複数あるかも。
もうこうなったら、何でもいいからとにかく滅亡しろ。