ある日夫がドアを帰宅した際にドアを開けたらオンブバッタが入ってきた。
大きさから多分オスのオンブバッタ。
夫がティッシュで包んで屋外に出した。
その後そのバッタを家の付近で見るように。
たとえば夫婦で出かけて帰ってきたら玄関前にいる。
私が徒歩で病院へ行って帰ってきたら玄関前にいる。
そんなことが続き、情が移ったのでキャベツを目の前に置いてみた。
するとそのキャベツの上に乗ってて超かわいい。
今度はリンゴを買ってきた。
リンゴとか自然界で食べれないだろうし。貴重な甘味では。
冬が来たら死んでしまうのだから・・・
「こんなうめぇモン食ったことないっす」と思ってほしい。
あと、早く彼女ができたらいいな。
動物や昆虫にとって一番大事なのは繁殖だろうし。
で、リンゴを置いてみた。
なかなか上に乗らないので、近づけたらジャンプしてこっちに飛んできて絶叫。
今更だけど、虫とか苦手。
その日以来バッタを見ない。
ある日車に乗ろうとしたら、北隣の敷地でややぺしゃんこになったバッタが。
あー・・・・
うちのバッタかも。
大きさもうちのバッタくらい。
北隣のお母さんと話した際にうちのバッタ、隣の敷地にも行ってたらしいし。
夫はうちのバッタではないという。
なぜ私が同じ個体がいつもいると判別できたかと言うと・・・
一番大きい後ろ脚がないんですよね。
バッタから見て左の後ろ足。
でも夫はその潰れたバッタにはあると言う。
しかし、私はマジマジと見ることもできず、数日放置。
で、ある日思い切って見てみた。
足がない!!
夫の嘘つき!!
うちのバッタじゃん!!
で、結局そのバッタをコンクリから剥がして埋めることにした。
完全にペチャンコじゃないんですよね。
だから車に轢かれたのではないと思う。
夫はやっぱり後ろ足があると言う。
んで、埋める前に後ろ足がある無いの問答に。
最後だから頑張って見てみた。
あった。後ろ足。
うちのバッタ・・・ではない?
埋葬後も謎のままである。
その後片足のないバッタが現れれば、わかるのに。現れない。
もしペシャンコがうちのバッタじゃないとしても死んじゃったかな。季節的に。
ずっと経ってから、家から離れたドラッグストアの駐車場でバッタを見た。
同じ後ろ足がない。
うちのバッタだと言い張る私に夫はさすがに違うという。
まぁ確かに。何キロも離れてるしね。
ていうか、11月中旬でも生きてるじゃん!
うちのはどこ行った?
1)ぺしゃんこ
2)東隣の敷地(庭が広く居住者が変わってから庭の草生え放題)
3)繁殖して息絶えた(繁殖終わったら死ぬらしい)
3)が望ましいけど・・・
それにしても不思議なバッタだったな。
今までもオンブバッタが庭にいたことはあったけど・・・
家に入ってきたり、玄関前にいたり、こんなバッタは初めて。