無防備なペンギンたち
南極奥地は天敵が基本的に少ないのでしょう。
コウテイペンギンは好奇心が強く、人間に対して無防備です。
コウテイペンギンの天敵は・・・
1)ヒョウアザラシ:アザラシですが、デカイ上に凶悪
2)オオトウゾクカモメ:ヒナやタマゴが狙われます
主に上の二つ。
シャチに襲われることもありますが、シャチはペンギンよりも大物を好みますし。
天敵が少なく、二足歩行の人間を仲間??と思っているフシもあります。
アイサツをして通じなくて、あ、違うじゃんと思っている感じ。
日本の南極探検話でもコウテイペンギンが人間を見に来たという話は多く聞きます。
昔は捕鯨船などがペンギンを持ち帰って来るということがありました。
あるいは殺して剥製として持って帰ってくると言う話も。
ペンギンは無防備かつ飛べないので、捕まっちゃいやすい。
かわいくて微笑ましいですが・・・
過去にはペンギンオイル目当てに百万羽単位で殺されてました。
昔は灯油や石けんの材料として動物の油を摂っていた時期があったらしいです。
毎日毎日ペンギンが撲殺され、窯で煮られて油を取られる・・・
産業が廃れて終わりましたけど・・・
廃れていなければオオウミガラスと同じく絶滅した可能性もある。
ほんと人間の欲は怖いですね。金儲けのためにやってましたからね。
お口直しにペンギンのかわいい動画↓
ペンギンって地球上でもっともコケやすい動物じゃないんだろうか・・・