ヒグマのサイトは2001年から運営している。
始まりは釣り雑誌。
なんか大学時代にゆうと釣りに少しだけハマった時期があった。
で、釣り雑誌を立ち読みしてたらクマに対する対策法が・・・
[クマに遭ったらナタで切りつける]みたいに書いてあった。
笑った。悶絶した。[ナタ?とどかねーしwww]とか思った。
しかし、結局私もナタで戦うことを薦めているわけだが(;´д`)
とにかくそこからクマに興味をいだき、アレコレ調べてサイト作った。
でも飽き性なので飽きた。結婚してからは尚更である。
関東に来て情報は少なくなるし。※ヒグマは北海道にしかいないので。
実家から物資が送られてくる時に父が北海道の新聞を切り抜いて送ってくれる。
その記事をノートにまとめて、事件をサイトに更新。↓
だから情報も遅い。(ネットで調べて更新すればいいんだけどめんどい)
私はヒグマは過剰に恐れるべきはないと思ってる。
同時に北海道の山をなめてはいけないとも思ってる。
ヒグマは知れば知るほど素敵な動物である。母性愛強いし、賢いし。
ヒグマの母親はほんとすごいよ。
冬ごもり中に赤ちゃんを産みおとし、自分は何も食べず授乳しながら4~5ヶ月越冬する。
そして子グマを2~3歳まで一度に1~3匹を育て上げる。
母性愛も強くてね・・・山菜採りの時期はシロートの人間が山に入る。
そしてそこでヒグマの母子と鉢合わせるのだ。
ヒグマは基本人間を襲わない。人間を見ると向こうから避けてくれる。母グマなら尚更!
でも、突然遭遇すると母は子を守るための先制攻撃を必ずしてくる。
そうやって北海道の春先には母グマに殺される被害者が良く出るわけだ。
ヒグマのお母さんは子を守るために車に突進したり、子を守るために身を挺して戦うのだ。
子を殺した猟師の顔を覚えて、先に来た猟師をやり過ごして子を殺した猟師に襲いかかったり。
しかもいろいろ大変!いい餌場はオスの成獣ヒグマが取っちゃうからさ・・・
子連れ母さんは必死に餌場を探さなくてはならない。
カラフトマスの遡上が遅かった昨年、知床の方では餓死したメスもいたな・・・
体験談送ってくれた方の写真も肥え太った母さんもいれば、ガラガラの母さんもいる。
ガラガラの母さんの子はやっぱりガラガラで・・・
サイトでは言えないからここで言う。
山菜ごとき取るためにクマに殺されたいのかなぁっていつも思う。
北海道の山にはヒグマがいるんだよ。
鳴り物も武器も持たずに山に入ってクマに鉢合わせる。
そこで母子グマに遭遇する、人身事故が起こる、母子グマが捕殺される。
あるいは母のみ射殺され子は残される。残された子はどうなるんだろう。
馬鹿馬鹿しい。いつも思う。人間がクマに殺されるって悲惨だよ。
超絶力強いし、足早いし、噛むし、生きたまま食害されることもあるし。
山菜とか山ぶどうとかキノコとか採るために顔の肉えぐり取られたいのかな。
かの有名な日高福岡大の事件では殺された3名の男の子は、後ろから襲われた。
で肛門とか臀部とか股間のあたりを噛み千切られてたそうだ。
しかも加害グマはメスでそんなに大きくない。
オスのもっとでかいのに噛み千切られること考えたら山菜とかどーでもいいけどな。
[自分は大丈夫。こんなとこにクマは出ない、襲わない]と思うんだろう。
いや、出るし。北海道の山にはヒグマいるし。
札幌の住宅街にも出てるよ。でも私は思う。出てる場所って正直田舎じゃん・・・
藤野とか滝野とか石山とか川沿とか・・・
あんな場所に私なら住まない。山近いイコール土地が安いんでしょ。
リスク回避できてないだけじゃん。もっと都会に住めよ。
現在開かれてる住宅街が高齢化で過疎化してるのに郊外にこれ以上住宅街広げるなバカ。
かなり毒吐いちゃいましたけど、やっぱり春先と冬ごもり前は少しユーウツな気分になっちゃう。
人身事故ないといいんだけどね・・・あとは無事にみんな腹満杯にして冬ごもりできればね。
結論としては、私はやっぱりヒグマが好きなんだなぁと思う。
だからやっぱりサイトを続けたい。人身事故を減らしたい。捕殺されるヒグマを減らしたい。
というわけで、初心者向けの啓蒙サイトとしての力をいれようと思うデス。