山本八重
今大河ドラマで放映されている「八重の桜」
その主人公である山本八重さんについて少しお話をば・・・
綾瀬はるかちゃん演じる八重は透明感があって、気丈けどカワイイ。
そんな八重さんは史実ではどんな人だったのかと言うと・・・
多分綾瀬はるかちゃん八重より更に気性荒らそう。
それに本当に銃ぶっぱなしまくって戦っている。
1)マジで銃が撃てる&近所の子供に教えてる
2)会津戦争では最新式の銃で敵を銃殺
3)本当に大山巌を狙撃したっぽい
4)大砲も撃つよ!
5)男装して夜襲しまくるよ!容保困って昇格させられるけど戦い続ける
わずか150年ほど前といえども、女性の立場は低い。
会津は家訓で「婦人女子の言一切聞くべからず」とあり、
什の教えでも「戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ」である。
藩が窮地に追い込まれ、敵軍が己が故郷に迫った時、女性たちは色んな行動を取った。
1)足手まといを惧れ自刃
2)城内に籠城し負傷兵の看護など
3)城に入れず身を隠す
4)戦う(娘子軍・八重)
などなど
そのうち自刃で有名なのが西郷頼母妻千重子と娘たちや内藤介右衛門妻たちなどなど・・・
城内に入った女性は負傷兵の看護や飯炊きなどをした。
敵軍の突入があまりにも急すぎて城に入れなった女性も多い。
日向ユキなどは戦争が終わるまで身を潜めていた。
薙刀を持って勇敢に戦った女性たちもいた。中野竹子などである。娘子軍は20余名いたそうだ。
まさに決死。生け捕りにされれば地獄であるが、それでも藩の為に戦う。
そして戦った女性のなかで異彩を放っているのが八重。
彼女は薙刀ではなく銃をぶっ放して戦っている。砲術師範の家の娘だけある。
会津藩兵の装備はゲベール銃が多い中、彼女は新式のスペンサー銃を所持しぶっ放す。
女のくせにと笑う兵たちも八重の狙撃を見てびびる。
そして、大山巌を狙撃したのも八重と言われている。
ゲベールより射程距離の長い彼女のスペンサーでしか届かない位置の大山が狙撃されたからである。
そして髪を切り男装をして夜襲に混入。
既にスペンサーの弾は尽きていたのでゲベールで戦ったらしい。
大砲も敵陣に撃ちこませていたようで、夫の尚之助と一緒に行動していたらしい。
なんというか、すごいよね。
気丈な会津女子の中でも異彩を放ちすぎているというかなんというか、まるでフィクション。
この時代の女性が鉄砲を撃つって本当にすごいことだと思う。
4kgくらいの重量あるし。八重は命中させるし。
でも女子供を戦いに出すは恥!と会津は思ってたから扱いに困ったみたい(;´д`)
容保は昇格させて動きを封じようとしたんだけど、ダメだったよう・・・
ほんと八重さんはすごい。城内で八重のことを知らない人はいなかったとか。