marine*sky+blue

名古屋水族館へ行ってきた3

ペンギンのフィーディングタイム!
エサとなれば、さすがのおデブ様も動くに違いない・・・!

一応エサの列に並んでいますね。
20150710_02_009

一羽一羽に給餌する前に水槽にオキアミをぶち込んだら・・・
一羽、水槽に入ってくれた!
20150710_02_010

でかっ!魚雷か潜水艦って感じ。
20150710_02_011

ジェンツーは好奇心が強くて、人間の方をよく気にしてくれます。
20150710_03_002

給餌が終わったらまた動かなくなったコウテイさん達。
多分全部で6羽いるのかな。
20150710_02_014

水槽の一羽はまだまだ泳いで見せてくれます。
20150710_02_013

泳いでいる他の種のペンギンと比べて大きいこと!
20150710_02_012

ヒゲちゃんもジェンツーのように結構こっちに興味を示してくれます。
20150710_03_001

アデリーはあまりこっちに来ないけど、若い個体はちょっと気にしてくれる。
20150710_03_003

これもアデリーの若い個体ですね。
20150710_03_004

コウテイさんは一羽水槽で泳いで見せてくれたからラッキーでした。
じゃなければ、遠くに見える微動だにしない単なるおデブちゃんで終わる・・・

水槽を見ているお客さんの「かわいい~♪・・・でかっ!!デカイのいる!」
ってのが聞こえてくるのが面白い。
ジェンツーとかヒゲとかアデリー見てかわいい~と言ってるところに・・・
巨大魚雷が横切るのだ。確かにびびる。

アデリーとかヒゲは体重が5~6キロ。
ジェンツーは二種より少し大きくて8.5キロくらいになる。
コウテイ様は・・・マックス45キロ。デカイ!私より重いじゃないか。
アデリーの8倍だもん。そりゃデカイわ。

ペンギンの水槽はあまり大きくないので窮屈に見える。
しかし、ペンギンは群れるので一人ぼっちよりも窮屈な方が好き。
野生でもギリギリ突っつき合えるかどうかくらいの距離で繁殖。
欲を言えば、水槽がもっと大きいといいんだけどな・・・

ここでは冬になると繁殖するらしい。
(コウテイは一度もしたことない。日本では和歌山のみ)
ジェンツーの雛とか見た過ぎる・・・
更に冬になるとペンギンを外で歩かせるウォーキングが始まる・・・・

ここのコウテイさんは和歌山アドベンチャーワールドから来た個体らしい。
和歌山はパンダとかコウテイとか難しい生物の繁殖に長けている。
しかし一番初めにコウテイが和歌山に来たいきさつを知ってしまったので微妙。

業者がコウテイペンギンのヒナを捕えるんだけど・・・
小さい個体に限っていたはず。一定の時期が来ても小さい個体は・・・
残念だけど巣立ちの時期に間に合わず仲間と一緒に海に出られないことになる。
親は先に繁殖地を離れてしまうので、雛が群れになって海へ出る。
しかし海氷が溶ける時期でも極端に小さな雛は海に行けず死ぬ運命。
そういう個体を捕獲するはずが、大きいのも小さいのも奪ったものだから・・・
コロニーは大混乱!そりゃそうだ。コウテイは一年に一羽しか産めない。
大事な一羽の子どもをかっさらわれたら大混乱に陥るだろう。
しかもその後がひどい。捕えた雛を輸送する際にきちんとした対策をしなかった。
ヒナは自分のフンで滑って転んだり、体中がフン塗れになって・・・
体温調節ができず3分の1程度しか生き残らなかったとか。

そういった経緯で和歌山に来たのだが、和歌山は知らぬ存ぜぬ。
確かに和歌山に来るまでのことは知らんかもしれないけど・・・
お宅の注文で業者が捕獲してるんだから、知らないはないだろ。

その生き残った雛が大人になり名古屋にいるのである。
あるいは繁殖して育った雛かもしれないけど。

南極からさらわれてきて大変だったね・・・
南極にいたら死んだ可能性も高いけど・・・
どっちがいいかは本ペンに聞いてみないとわからない。